【概要】
当システムは、認知症・せん妄などにより惹起する行動により、無断離院の恐れがある患者の顔写真を事前に登録することで、各出入口に設置した監視カメラにてリアルタイム検知とアラート発信によって離院事像に対応することができる。
さらに、アラート受信を複数器機(防災センター管理PC・病棟タブレット・一部管理者所持携帯端末など)に設定することによって、より迅速な対応を目指すものである。
【対象】
① 離院事故予防システムサービス使用を「離院事故予防システムについての説明・申請書」により申請した、認知症状・不適応行動のある入院患者
② 早急な離院予防対策が必要と判断された(急な不適応行動や落ち着きのない行動を呈する危険が予測できる)入院患者
【設備】
1.管理端末 1台 (対象者管理、アラート表示、映像表示、録画及び認証映像管理)
2.受信端末 院内 19台、携帯端末任意台数(職員端末)
3.監視カメラ 12台 (全出入口)
4.認証用サーバー 2台
【ポイント】
1.入院患者様が安全・安心に療養生活を送ることができるように支援するシステム
2.カメラと顔認証技術を応用
3.無断離院を予防するサービスの一つ。内容を理解し申請した方が対象
4.プライバシー保護に十分な配慮を行い運用